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ジュエル辞典

目次


あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行


ジュエル辞典


【あ行】

● アールデコ
単純で直線的、幾何学的なデザインと大胆な色彩による芸術様式。 1910年代から30年代にかけて、フランスで大流行、ジュエリー分野にも多大な影響を与えたスタイル。その他アール・デコ様式の影響を受けた分野は絵画や彫刻、服飾、建築、ポスター、生活雑貨などがある。

● アールヌーボー
『新しい芸術』を意味するフランス語。 その様式は、東洋の自然観と草花をモチーフにした、自由曲線が主体で手作りの良さを表現したもの。時代は19世紀末。

● アンティークジュエリー
骨董的価値のあるジュエリーで、米国の関税法では100年以上経過したものをいうが、他国ではこれといった決まりは特にない。大きく分けて3つの歴史からなる。ジョージアン、ヴィクトリアン、エドワーディアン。そしてスタイルはアールデコの流れとなる。

● アジャスター
チェーンの長さを調整する部分。 例えば、40cmのチェーンにアジャスターが5cmついていたとすると、40cm部分と45cm部分の2つの長さで着用できる。さらに、アジャスター部がフックが入るサイズの輪なら40cm〜45cmの間で調整が可能。

● 燻し(いぶし)銀
硫黄などが含まれている液体をシルバーに付着させ、銀の特質でもある硫化(黒変)による変色をさせたシルバー。渋く、深い味わいがある表現がでる。

● イミテーション
安価な模造素材を使った装身具を意味するもの。

● インポート
海外からの輸入もの。

● ヴィクトリアン
ビクトリア女王時代(1837〜1901)のスタイル。 1840〜1900ごろの英語を用いる国々の建築、家具、装飾のスタイルをいう。色的には黒を基調とし、ところどころに白やワインレッドが取り入られている。

● ヴィンテージ
時代を経て、ほど良い味わいを深めた価値あるものをいう。 洋服の世界では大体1960年代以前のものの中でも、特に生産量が少ないものをいう。海外では100年以上前のものをアンティーク、99年以下のものをヴィンテージと定義づけされているところもあるが、曖昧なのが現実。もともとは極上ワインがつくられる、葡萄の豊作にとれる年号をいう。

● エタニティリング
リング1周にダイヤモンドを埋め込んだリング。 リング一周のものをフルエタニティ、半周のものをハーフエタニティとも呼ぶ。ダイヤモンドリングの定番。

● エドワーディアン
ビクトリア女王の後に王位を受け継いだ、イギリス王エドワード七世時代(1901〜1910)のスタイル。特徴としては、当時飛躍的に供給が増大したダイヤモンドを使用、素材はプラチナ、リボンやレース、月桂樹など自然主義のモチーフ、故に上品で繊細に軽量に作られている。

● エレガント
上品なさま。優美なさま。

● オートクチュール
“オート”はフランス語で『高級な』、“クチュール”はフランス語で『仕立て、縫製』という意味。つまり高級衣装のオーダーメイドのこと。また、ファッション業界ではパリの高級衣装店組合に所属するメゾンのことを指す。

● オーストリッチ
世界最大の鳥として有名なダチョウの革。 軽くて柔軟性があるわりには丈夫で傷や型崩れの心配はなく、また牛革の数倍の耐久性がある。鳥類の中でも最高ランクの革とされる。

● オペラ
ネックレスの種類。80cmくらいの長いタイプをいう。



【か行】

● カボション
カットの名称。半球形凸面の円、または楕円に磨いた宝石。詳しくはシェイプとカットを参照してください。

● カラット
金(ゴールド)の重さを表す単位、karat。 金(ゴールド)は通常24分率で表し、その表示に使われる。例:18金イエローゴールド → K18YG
また、ダイヤを表すcaratを「カラット」とも呼ぶが英字で表記すると「k」と「c」が異なる。

● カンティーユ
細い金銭を巻きつけて、渦巻きにしたスタイル。 金の産出が少なく貴重だったジョージ王朝時代によく使われた。
ジョージアン

● 鑑定書
宝石鑑定機関がダイヤモンドを世界基準の4Cに基づき鑑定した結果、発行されるもの。

● 鑑別書
宝石鑑定機関が宝石の種類や、天然石かどうかなどを鑑別した結果、発行されるもの。その宝石の価値を鑑定するものではない。

● 貴石、半貴石
明確な定義はないが、一般的には宝石として希少価値があるものを貴石、産出量が多く宝石としての価値があまりないものを半貴石と呼ぶ。また、モース硬度により分けるところもあり、その場合、モース硬度7以上のものを貴石と呼ぶ。

● キャッツアイ効果
光を当てるとカボション面に1条の光の帯が出ること。 このキャッツアイ効果をシャトヤンシーと呼ぶ。石名を『キャッツアイ』と名付けているところもあるようだが、厳密に言うとこれはあくまで効果の名称であって石の名前ではない。一般的にクリソベリルのキャッツアイ効果があるものが、そう呼ばれることが多い模様。クリソベリルの他にも、エメラルド、トルマリン、クオーツ、アパタイト、ジルコンなど、約50種類のシャトヤンシーが出る宝石がある。

● キャラット
宝石の重さの単位、carat。 由来はキャロブ(carob)というイナゴ豆の一種から。このイナゴ豆、驚くほどにその重さがどの豆も0.2g均一。古代の人はイナゴ豆をはかりにかけ、宝石の重さを量っていた。そこから、1キャラット(1粒)=0.2gというのが広まった。

● 金婚式
結婚50周年の結婚記念日をいう。各結婚記念日の詳細はこちらから。

● 銀婚式
結婚25周年の結婚記念日をいう。各結婚記念日の詳細はこちらから。

● クラシカル
古典に見られるようなさま。古き良きもの。

● クロコダイル
大型ワニの総称。革の中では最高級素材とされる。 特徴として竹符(竹の柄に似ている長方形の模様)がのっている。

● 合成石
天然石と同じ成分(化学組成や結晶構造)で人工的に作られたもの。 合成ルビーや合成サファイア、合成スピネルなど。

● ゴシック
全身黒色で身を覆い悪魔性を強調したファッション。 モチーフとして十字架やバラなどが用いられる。

● コスチュームジュエリー
本物のジュエリーのレプリカとして作られたもの。 高価な本物の宝石や金属では表現できないような、大振りなサイズ、派手な色をコストを安く表現することができる。ジュエリーを資産的ではなく、100%ファッションとして捉えたもの。

● ゴスロリ
ゴシック・アンド・ロリータの略。 1990年代以降、ヴィジュアル系バンドのファンを中心に広まる。ロリータに代表される天使と、ゴシックに代表される悪魔が合わさったようなファッション形態。色は黒に白のアクセント。

● コンサバ
コンサバティブ(conservative)の略。 保守的という意味でつまり、流行に左右されない控えめなファッションスタイルのこと。定番なライン、落ち着いたラインを好む。

● コンチョ
ネイティブアメリカンがベルトなどの装飾に用いる代表的な飾りでボタンのようなもの。バックや小物などにつく円形の金具。



【さ行】

● GIA(Gemological Institute of America)
米国宝石学会。 1931年に設立された非営利組織で、宝石学と教育の研究を目的としている。

● シェイプとカット
.侫.札奪肇ット
 宝石の表面にさまざまな角度や大きさの平面を持たせることにより、光を屈折させ、内部より輝いているように見せるカット。

 >ブリリアントカット
  ダイヤモンドをはじめとして、透明石ではもっともポピュラーな58面体のカット。
  ・ラウンド    ・オーバル    ・オールドマイン
  ・プリンセス

 >ステップカット
  クラウン部とパビリオン部が共に階段状にカットされたもの。トラップ・カットとも呼ばれる。
  ・テーブル    ・スクエア    ・エメラルド
  ・オーバル    ・バゲット    ・テーパーバゲット

 >ファンシーカット
     一般的なカット・ラウンド以外のカットをいう。
  ・ハート    ・ペアシェイプ    ・マーキース
  ・スター    ・ブリオレット(しずく型で3D)
  ・ラディアント

 >ミックスカット
  ブリリアントカット(ガードルより上部)とステップカット(ガードルより下部)を混ぜ合わせたカット。
  ・ミックス    ・クッション


▲ボション
 表面のつやと美しさを見せるために、表面を丸くカットしたもの。横から見るとドーム状の形状となる。
  ・シングル    ・ダブル


その他
  ・ボール(球体、ビーズ状)

● 地金
素材の事。例えばゴールド、シルバー、プラチナ、真鍮など。

● シック
洗練された、という意味。上品な雰囲気をいう。

● ジョージアン
ジョージ王朝時代(英国王George1世の即位1714年〜George4世の死1830年)のスタイル。ジュエリーの世界では当時、まだ金の供給量が少なかったために、少ない金を効果的に使用する技法としてカンティーユが世に生まれ、主にそのスタイル。

● 人工石
人工的に作成された石の総称。その内容によって合成石、人造石、模造石とに分けられる。また、天然石に対する語。

● 人造石
天然界には存在しない成分から人工的に作られたもの。 CZ(キュービックジルコニア)など。

● スター効果
光があたると6条の線が見えるその効果。 シルクと言われる無数のルチルの、針状の結晶がスターの原因で、60度に交わっているルチルに光が当たると、カボション上に6条の光が現れる。そしてそのスターは石を傾けると移動していく。スターは固定されているものではなく、動かすと太くなったり、重なったりと様々な表情をみせる。現象としては天使の輪と言われるように、綺麗な黒髪に光が当たると白い線が見えるのと同じ。このスター効果をアステリズムとも呼ぶ。

● スターリングシルバー
シルバーの純度が92.5%のものの総称。 また、そのまま925(きゅうにご)と呼ばれることもあり、市場に出回っているシルバー製品のほとんどがこのスターリングシルバーにあたる。

● スタッズ
ベルトやバッグなどに打ち込まれている円形の小さい金具。スタッドボタンとも呼ばれる。

● スティングレイ
エイのこと。つまりエイ革のことをさす。 エイ革は丈夫で『牛は30年、エイは100年』といわれるほど。

● ストリートファッション
若者が集まるストリートから自然に発生し流行するファッション。 絶えず変化していく。

● スワロフスキー
オーストリアに本社を置く、クリスタル・ジュエリー・ストーンのメーカー。 そのクリスタル技術は世界最高峰。今やアパレル、ジュエリーを含むファッションの世界では欠かせない存在。

● 装身具
人間が身体を飾るのに用いる全てのもの。素材、デザイン、用途、使う場所、作られた場所や理由などを一切問わない。

● ソリテールリング
1粒のダイヤモンドの本来の美しさを最大限に引き出しているリング。語源はラテン語の『ひとりぼっち(solitarius)』に由来。出来るだけ地金を使わずにダイヤモンドの美しさをそのままそっと指の上に収めたい、そんな意図が伺える。マリッジリングの定番になっている。



【た行】

● ダイヤモンド婚式
結婚60周年の結婚記念日をいう。各結婚記念日の詳細はこちらから。

● 誕生石
月ごとに決められた宝石。 18世紀にポーランドの宝石商によって考案されたもので、国により微妙に違う。

● チャーム
ブレスレットや時計の鎖部分につける小さな飾りのこと。 通常チャームのトップ部にはフックがついていて、どこにでも&いくつでも取り付けが可能。ブレスや時計の他にもバッグや服のファスナーや携帯ストラップ、キーホルダー、ペンダントトップとの重ねづけなどなど・・・正にその可能性は無限。取り外しが自在なことも魅力。

● チョーカー
ネックレスの種類。40cmくらいのタイプをいう。

● デコラティブ
『装飾的な』、『装飾本位の』という意。

● テニスブレス
セッティングされた石が、ただシンプルに連鎖されているブレスレット。 1980年代後半にテニス選手クリス・エバートがこのスタイルのブレスを着けて全米オープンの試合に臨んでいたときに注目され、テニスブレスと呼ばれるようになった。

● ドッグチョーカー
ネックレスの種類。 30cm〜35cmくらいの長さで首にぴったりとつくタイプをいう。

● ドレッシー
パーティなどへ行く際など、普段着ではなくドレスアップするさま。→着飾る。



【な行】

● ネックレス
首飾り。長さによる種類がある。 オペラ、チョーカー、ロープ、ドッグチョーカー、マチネーなど。

● ネイティブ
出生(国)の、自国の、生まれつきの、自然のままの、という意味。 ジュエリーの中ではネイティブアメリカン(アメリカ先住民)のジュエリーなどが広く知られている。



【は行】

● パイソン
錦蛇の英語名。パイソン革の柄はパイソン柄ともいわれる。 パイソン柄の特徴としてダイヤ型の美しい白黒の連続模様があげられる。

● パヴェセッティング
下地の金属が見えないように宝石を密接して留めるセッティングの名称。パヴェとはフランス語で『石畳』、『敷き詰めた』という意味。

● 白金
プラチナの和名。ホワイトゴールドではない。

● パンク
1970年代、ロンドンから巻き起こったパンクロックミュージックと共に広まったファッションスタイル。英俗語で『はみ出し者』の意味。そのスタイルは奇抜、過激で破壊的に、世の中への挑戦的な姿勢が伺える。

● ビビット
彩色の高い色。白や黒の含む量が少ない色のこと。

● ファインジュエリー
ダイヤとゴールド、プラチナ、といった高価なジュエリーを呼ぶ。

● フェミニン
女性らしさ。やさしさ。かわいらしい。

● フォルスネーム
その名の通り、「誤った」あるいは「偽りの」ネーミングです。その石のイメージをよくしようとして、高価な宝石にちなんだ偽りの名称です。「○○○ルビー」など、ルビーでもないのにそうネーミングがされており、特に海外では注意が必要です。よくあるフォルスネームはこちらをご参照くださいませ。

● ブリリアント
輝き、光り輝く、の意味。また、宝石のカットの名称。

● ペイズリー
スコットランドにある地名。 ペイズリー柄とは、インドのカシミール地方のカシミヤ、ショールに使われていた伝統文様が、18世紀初頭にペイズリー市に移り、生産され、ヨーロッパ全体に広まったことからいわれる。モチーフでは松ぼっくり、蓮の花、マンゴーの実、生命の樹(ペルシャやインドで呼ばれる一本の植物)などの豊かで美しいカシミールの自然を用いている。

● 宝飾品
地金には金、銀、プラチナ類を使用し、天然あるいは人工の宝石素材のみを使用した装身具。

● ポージーリング
情感を表現した短い文言を掘り込んだ指輪。 14世紀から18世紀にかけてイギリスをはじめとするヨーロッパで流行った。

● ポップ
『大衆的な』という意。 ポスターのように気軽に観賞できる大衆アート。語源はポピュラーアート=ポップアートから。1970年代にアートが注目されたのが始まり。イメージでは、派手なポスターのように色鮮やかに彩られたもの。



【ま行】

● マチネー
ネックレスの種類。60cmくらいの長さのものをいう。

● ミリタリー
『軍の』、『軍隊の』、『陸軍の』という意味で、軍隊テイストを取り入れたスタイルの事。

● メッキ
金属の表面に、薄い金属の膜を被せる表面処理。 例えば、酸化や腐食しやすい金属の上に、そうなりにくい金属のメッキをしたりする。例えば、よく見かける安物ピアスの表示が『K18YGP』だとしたら、18金のメッキがされている事になる。『YG』はイエローゴールド、『P』はPLATE、つまりメッキの意。

● メゾン
フランス語で『家』という意味だが、ファッション業界では会社、という意味でも使われている。

● メレダイヤモンド
小粒のダイヤモンドの事。厳密にいうと0.1カラット以下のものをいう。あるいは、0.2カラット以下を呼ぶ場合もある。

● モーニングジュエリー
喪に服する意を表す装身具のことをいう。 1861年、夫のアルバート公の死を悼んでヴィクトリア女王が身に着けた事で有名。当時のファッションリーダーでもあった彼女の、黒を基調としたこのスタイルが流行として広まった。特にこの時代のスタイルのものは、アンティークジュエリーの中でもヴィクトリアン時代として区別されている。

● モード
最新のコレクションやブランド、トレンドで固めたファッション形態。

● 模造石
外観を宝石に真似て人工的に作られたもの。 ガラスやプラスチックのものをよく見る。

● モダン
『近代』、『現代』などの意。

● モッズ
モダーンズの略。1960年頃、ロンドンを中心に現れた若者によるサブカルチャーの総称。ウエスト極端に細く絞った派手なシャツ、スリムパンツや裾の広がったパンツ、大柄なネクタイなどが特徴で、日本でも流行。ビートルズやローリングストンなどのスタイル。

● モノトーン
色味がなく単調、つまり白、黒、灰色で配色されたものをいう。 白黒写真がこれにあたる。



【や行】

● 4C
ダイヤを判断する基準。GIA(米国宝石学会)が定めた世界基準。 重さのカラット(Carat)、色味のカラー(Color)、透明度のクラリティー(Clarity)、研磨のカット(Cut)の分野で鑑定をし、総合結果を出したもの。鑑定機関で鑑定されたものには鑑定書がつく。



【ら行】

● ラグジュアリー
『贅沢な』、という意味。

● リュクス
“贅沢”“優雅”“豪華”“上品”などの意味。 単にモノやお金の豊かさだけではない新しい価値観の贅沢を指す。ファッション業界においては特に、お金をかけるだけでなく知恵や工夫で『さりげない贅沢』を表現すること。

● リングサイズ
リングサイズは自分でも測ることができます。なお、サイズ表示は国により異なる場合がございます。詳しくはこちらをご参照くださいませ。

● ルース
裸石。カットされた石でセットされる前の宝石。

● ルチル
赤茶色の結晶、酸化チタンの一種。 宝石に線状のインクルージョンとして見られることがある。

● ロープ
ネックレスの名称。100cmUPの長いタイプをいう。

● ロジウムメッキ
メッキの種類の名称。 金属面にロジウムという素材の薄い層をかぶせること。日本で出回っているプラチナ、ホワイトゴールドの製品にはほとんどこのメッキがなされている。最近ではシルバーにもこのメッキをかけ、高級感を出しているものも増えてくる。ちなみに、中の地金がプラチナでも、ホワイトゴールドでも、シルバーでも、ロジウムメッキをかければ見た目は同じ。尚、欧米では『メッキがかけられている=ニセモノ』といって嫌がる傾向もある。

● ロリータ
可愛いを『少女的である事』で強調したファッション。 過剰なまでのレースやフリルスカートなどで身を覆う。モチーフとして王冠、十字架、リボン、イチゴ、さくらんぼ、薔薇などがあげられる。